マンネングサには色々種類があるようですが
ここで説明するのは”ツルマンネングサ”の事です。
ツルマンネングサ-----------
(ベンケイソウ科 マンネングサ属)
朝鮮、中国原産の帰化植物で
都市近郊の石垣や崖地、河原などに生える。
*花茎は斜上し、長さ10〜20cmで紅色を帯びる。
*葉は3枚ずつ輪生する。
*花序は傘形に広がり、黄色で5弁の花を15〜60個つける。
*萼片は5個で線状披針形。
*花弁は5個で長さ8〜10mm。
*葯は長楕円形で橙赤色。
*雄しべは10個で離生師、ほとんど直立する。
*一般に種子はできない。

マンネングサの仲間は観賞用にも利用されるので
身近に見かけるのは在来のものよりも帰化植物のほうが多いようです。
ツルマンネングサは朝鮮半島から中国大陸にかけて原産しますが
日本にはすでに江戸時代に帰化していたとされ
現在では河原や道路の石垣のような乾燥しやすいところで普通に見かけるようになりました。
花は不稔ですが、繁殖力は強く匐枝で栄養繁殖を行い
ちぎれた植物体の一部が発根・発芽して
コンクリートブロックの間から顔を出すこともあります。
草丈は10cm〜30センチで
乾燥に強いです。
グラウンドカバープランツにも最適です。
この場合のグラウンドカバープランツは
他の雑草を増やさないという事に万年草は効力を発揮します。
万年草を植える事で、雑草の発生を少しでも少なくする事が出来ます。
・雑草抑制はすばらしい
・景観形成も小さくて黄色いお星様のような花が沢山咲きます
・耐寒・耐暑・耐病にも強い
・開花時期は5月中〜6月中旬

